子どもの転園・転校ストレスへの対応

子どもがいる家庭で一家で引越しとなると心配になるのが新しい学校や幼稚園などでの生活。
親の不安が強かったりネガティブな発言をしていると、子どもにも影響を与えてしまい、
同じように不安を感じ、ネガティブな思考になってしまいます。
まずは、「転園・転校=かわいそう」という考えを持たないようにしましょう。
子どもにとって転園・転校は、かなりのストレスだと言われています。
人間関係も一から、決まり事も一から。引越しの度にふりだしに戻るわけですから、相当の労力です。
大人でも負担に感じるのですから、子どもはもっとです。
活発だった子が転校先ではおとなしくなったとか、逆に内向的だった子が活発になったなど、
転園・転校が子どもに与える影響は人それぞれです。
親はおおらかな気持ちで子どもを新しい環境へ送り出しましょう。
そして、しばらくは注意深く様子を観察します。
朝は泣くことがあるかもしれませんし、帰ってきてから家の中で荒れたりすることもあるかもしれません。
心配になりますが、よく話を聞いてあげたり甘えさせてあげたりしましょう。
決して「お友達できた?」などと聞かないでください。子どもにプレッシャーを与えることになってしまいます。
気をつけておきたいのは、不登校やうつになってしまうことです。
複数回の転園や転校を繰り返すことがきっかけで、子どもがうつ状態になることもあり、
専門家の間では、深刻な問題となっているようです。
また、教育評論家の中には、できるだけ転校は避けた方がよいとの考えを持っている方もいるようです。
新しい環境に早く慣れようと、子どもはとても頑張っています。
小さなことでも頑張ったことを認めて褒めてあげて、喜びも悲しみも共感してあげましょう。
最近学校では、スクールカウンセラーが配置されているところもあります。
ストレスを抱えている子どもにどのように接し、どのような声掛けをすればよいのかわからない場合は、
スクールカウンセラーなどの専門家に相談することをおすすめします。

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