アレルギー対策は万全に!

引っ越ししたことがきっかけで、咳やくしゃみ、鼻水、目のかゆみなど様々な症状が突然出た、または悪化したという人は多いのではないでしょうか。
その反対に、これまで出ていた症状が軽くなったり治ったりしたという話も聞きます。
喘息や鼻炎などのアレルギー症状に悩まされている人にとっては、住居やその周辺の環境が命に関わると言っても過言ではありません。
引っ越し後、症状が悪化したり発症したのではと思われる場合は、アレルギー検査を受けて、必要な対策をとることをおすすめします。
ではなぜ「引っ越し」と「アレルギー」が関係するのか、その原因を考えてみましょう。

住居に原因があった!?

最近の住宅は高気密・高断熱な造りで、夏の暑さや冬の寒さをやわらげ、快適な生活を送ることができます。
その反面、建材に使用されている接着剤や塗料などから揮発される化学物質により、室内の空気が汚染されやすい造りでもあると言えます。
この室内空気汚染による健康障害が「シックハウス症候群」と呼ばれているものです。
ところが、住宅建材だけでなく、タンスや学習机、その他の家具やカーテン・じゅうたんなどからも化学物質が揮発されていることが分かっています。
気密性・断熱性が良い住宅での対策としては、十分な換気を計画的に行うことが重要です。

ハウスダストはみんなの敵!

ハウスダストとは、アレルギーを引き起こす「アレルゲン」がいくつか混在した室内塵のことです。
アレルゲンには、室内で飼っているペットなどの毛やフケ、ヒトのフケやダニ、カビ、その他多くの細菌等があります。
これらがホコリの中に入り混じり、その中で生活することによって、アレルギー反応を起こしてしまうのです。
小さな子供でもハウスダストが原因とするアレルギーと診断されることが多くあります。
室内のホコリだけではなく、布団やソファー、じゅうたんなどにもダニなどが潜んでおり、
こまめな掃除や洗濯、布団干しなどをすることにより、症状がでることを抑えていきます。

症状の出方は地域差による?

春先になると花粉症で多くの人がその症状に悩まされています。
主な原因となるものが、スギやヒノキなどの花粉ですが、その他にもブタクサやイネなど多数の植物の花粉によって、
春以外の季節にも症状が現れる人も多くいます。
また、中国などから強風に巻き上げられて日本まで運ばれてくる黄砂によるアレルギー反応や、
中国でのPM2.5などによる大規模な大気汚染が日本にも影響を与え、深刻な問題となっています。
特にPM2.5は、粒子が非常に小さく、肺の奥深くに入り込みやすいと言われており、
ぜんそくや気管支炎など呼吸器系疾患のリスクを上昇させ、子供やお年寄りは注意が必要です。
花粉・黄砂・PM2.5などによる健康被害は、住んでいる地域によって差が生じてきます。
これまで何の症状もなかったけど、引っ越しで地域が変わったことにより、発症するのはこのためです。
症状を抑えるためには、空気清浄機の使用や、外出時には高性能のマスクを着用するなどの対策が必要となります。

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